

プラレールつりの景品やらで、普通の形では売られていない。
俗にいう『プラレールオリジナル特急』。このうち写真のボンネットタイプに関しては、れっきとしたモデルがあるようです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Aerotrain_(GM)
アメリカのGM社の機関車部門(GM-EMD)が1955年ごろに製造した、ディーゼルHST(HighSpeedTrain)であるAerotrain LWT12という車両らしいのです。
当方もより詳しい方のブログで見て分かったという位で…。
https://minkara.carview.co.jp/userid/240223/blog/36348818/
こちらの記事で実車を知った時は驚きました。とはいっても、電気式ディーゼル機関車が12m余りの短い客車が10両程度、そして最後尾は展望車という編成を牽引した機関車列車だったようです。
これを知る前は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が自国で製造した唯一の電車らしい『主体(チュチェ)号』に似てるような似てないような…と。最も、それを参考にしたデザインではないでしょうけど、電車であり、編成両端のデザインが同じという面では、こちらに軍配が…??んなわけないか。
ちなみに主体号に関しては、韓国の鉄道博物館に写真の展示があるようです。
https://05592134.at.webry.info/201002/article_3.html(Express Travel Blog)
そして、そのアメリカのAerotrain LWT-12の実車を見て思ったのは、これの絵を何かの本で見た事があるなぁ…と。
https://ehonsanpo.com/itazurakikanshachoochoo/(絵本さんぽ 様のページ)
『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』という絵本で、古い線路へ迷い込んで動けなくなった“ちゅうちゅう”を迎えに来た最新式の汽車とよく似ていたという…。

似ているのは先頭車・後尾車の前頭部分くらいで、後はほぼオリジナルデザインなのでしょう。
そのLWT-12の電気式ディーゼル機関車の先頭部のデザインを流用(あるいは参考に)して、後方部分は客室という形で電車化…みたいなことなのでしょうね。このプラレールオリジナル特急(ボンネットタイプ)に関しては。
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