BlueCastle

私リフィアが日頃思うことなどを書いているブログです。

忘れ去られていた昔・・・1

私の住んでいる地域では蜜柑畑がたくさんあります。
当然、農家は何件もありますし中には多くの箇所で育てている農家も多く。

そんな蜜柑畑に囲まれるように異様な光景があります…。
(この場所を保有している方とは面識もあり、ほぼ黙認ということで撮影しています。)

*場所などは公表できません。尚、車好きの方はこの先見ないほうがいいです。*

養豚場跡(第一豚舎)外観その1
牧場などを見たことある人だとピンと来るのは…果たして何名いるのか。
此処は、同じ地区に住むかつての大農家の先代当主がかつて営んだ養豚場跡です。
廃業から何年経過しているのかは分からないが20年以上は経過している。
(現在では、かつて大農家だったこの一族の世話人みたいなことを祖父がやっており、この場所についても除草剤散布などを行っている。)

養豚場跡(第一豚舎及び第二豚舎)外観
木造の豚舎の奥に造りのしっかりした比較的新しい豚舎がある。
この養豚場が現役で稼動していた当時、そういうものが相場的によかったのだろうか。手前側の木造豚舎からさらに置くに入ったところに新たに豚舎を建設して養豚数を上げて利益を多く出そうとしたのだろうか。はたまた、肥料面からも重宝できたのだろうか。
しかし、養豚ビジネスが失敗に終わると廃業。養豚場の元経営者は自営業を捨てて商社マンとなった。その後、数年前に先代当主が他界。その後に家督を引き継いだ兄弟は運送屋(いわゆる○急便みたいな業務委託形態の事業者)に手を出したが、ろくに仕事もなく(まぁ、そういうのは会員を増やして云々の世界だからなのかもしれないが)撤退。そのためにはたいた借金が問題となった。結局は保有する畑を同じ地区の同業の家へと売却。その資金を持って返済したらしいが…。

養豚場跡(第二豚舎隣の竹林入口)
問題の場所となるのはこの竹林。細い竹が背比べするように競い合って生えていることから、元々が竹林で無いのは明らかではある(たいがいの竹林は太い普通の竹が生えていますよねぇ。)。実は、この林の中に車(!!??)が眠っているというのである。その大農家は昔の生活とかは結構派手だったといい、バイクなども結構乗り回したらしいのだが(現に、第一豚舎の向かい側にはバイクの廃車車両が放置されていた)…。

養豚場跡の廃車車両1『日産スカイライン(ハコスカ?)』その1
竹林の外観からは全く見えない林の中。本当に、私も最初に行った時には車の存在に全く気づかず、後から祖父に教えてもらって存在を知った。一番手前においてある日産スカイライン。後面からハコスカと呼ばれるタイプと推測したが本当のところどうなのだろうか。

養豚場跡の廃車車両1『日産スカイライン(ハコスカ?)』その2
前の方をのぞむ。本当に細い竹が何本も生えている中だったので、車1台撮るだけでも苦労者である。この場所からは先述のスカイライン以外に車は全く見えない(この奥に4台の車がある)。

養豚場跡の廃車車両1『日産スカイライン(ハコスカ?)』その3
竹の中にひっそりと佇む車…。近くまで来ると、うっすらと前に止まっている車の車体が見えなくも無い。

養豚場跡の廃車車両1『日産スカイライン(ハコスカ?)』その4
再びスカイラインを前の方から。既にタイヤは全部ペシャンコ。エンジンも既に死んでいるだろう…。

養豚場跡の廃車車両1『日産スカイライン(ハコスカ?)』その5
竹に隠れてあまり見えないが、スカイラインとグロリアが対峙するように止まっている。

養豚場跡の廃車車両1『日産グロリア』その1
日産グロリアの前部を見る。この車種は相当高級なほうのセダンになるだろうか。

養豚場跡の廃車車両1『日産グロリア』その2
前の方から。公道を走っているこの同型車種を見るのは珍しくなるだろう。でも、竹林の中にいるやつは…多分珍しいだろう。でも、廃車代行屋でもないのに何故複数の車が放置されているのだろうか。

養豚場跡の廃車車両2『日産グロリア』その3
グロリアの手前に見えるのは車庫らしき構造物の柱である。
現在の車からは到底把握できない同系列車種の面影。安全性を考慮した丸みを帯びたデザインの車が主流となり、角ばったデザインの車はあまり見なくなった。この状態からは現役で走っていた当時の面影は見ることは出来ない。作られてから走った年数と、この場所に放置された(現在進行形)年数、どちらが長いのだろうか…おそらく後者だろう。

養豚場跡の廃車車両4『日産サニー』その1
日産サニーを前部から。車庫らしき構造物のすぐ横に置いてあり、ギリギリ雨ざらしになったような形。場所的には第二豚舎のすぐ横になるだろう。第二豚舎の建物と何処から北かわからないトタンがわかる。写真で分かるようにサニーに立てかけてあるような感じだ。(違うか??)

養豚場跡の廃車車両4『日産サニー』その2
ほとんど位置を変えずに撮影したために同じ写り方になったが…。

養豚場跡の廃車車両4『日産サニー』その3
サニーを後部から。車庫の真横に止められているのが分かる。それにしても、庫の中に入れられなかったのだろうか…。

養豚場跡の廃車車両5『ダイハツデルタ2トントラック』その1
何かきつそうな面構えのトラック。2トントラックのダイハツデルタというのがわかった。
どうやらこのトラックで育てた豚を出荷などをしていたそう。しかしながら、ここまで来る道のりは平坦な路だと狭い道幅でガードレールなし。1つ操作を間違えれば川に転落してしまうような場所である。もう一つは坂道で、一旦登った後に急坂を降りる。どの道を通ったのかは分からないが、いずれにしても運転技術は相当重要なものだろう。この車両だけはしっかり庫に納められており、他の乗用車よりは状態はよかった。しかしながら、すぐ横にある日産サニーが屋根の下に収まらなかった理由が気になる。

養豚場跡の廃車車両5『ダイハツデルタ2トントラック』その3
養豚場跡の廃車車両5『ダイハツデルタ2トントラック』その2
トラックの後ろの方を見る。見かけは現在のトラックとライト配置などは結構似ている。
このトラックが車庫に入って何年経ったのだろうか。このトラックの前は竹だらけ。現状では前へは進めない。…まぁ、前輪のタイヤが持ち上げられて、何らかの石だか何かに乗せられていた。そのまま動かすのは到底無理という事だろう。

養豚場跡の廃車車両3『スバルサンバー??』その1
養豚場跡の廃車車両3『スバルサンバー??』その2
養豚場跡の廃車車両3『スバルサンバー??』その3
竹林の中に唯一孤立した状態で放置されている軽自動車。スバルサンバーだと思うが…。
状態は本当に宜しくなかった。

謎の機械。
サンバーから割合近くに放置されている機械らしき物。

では、建物の中から…。
シバウラトラクター
第一豚舎内に軽トラとトラクターがいた。建物に入っていたために埃がたかっている。
(撮影したのは竹林の中の車を撮影した翌日。このトラクターと軽トラを搬出する作業前に撮影)

軽トラ1
建物の中にいた軽トラ。ナンバーまで付いている…。メーカーは2トントラックと同じダイハツ。もしハイゼットだとしたら、祖父が乗っている軽トラのご先祖様という事になる。

軽トラ2
第一豚舎内から搬出された軽トラ。このトラックが日の目を見たのは何年ぶりだろうか。

軽トラ3
昔の軽トラの特徴としては、荷台の板が後にしか開かないところだろうか。

第一豚舎内。住人のトラクターと軽トラが去り通路はガランとした
トラクターは祖父が2トントラックに積んでどこかへ運び、軽トラは養豚場入口に留置された。
あの2台が中に入るとき、ここから中に入ったのだろうか。

第一豚舎入口
兵共が夢のあと その言葉が妙にしみた。私の住む地域では、昔から長く続いた農家のうち2件が断絶寸前にまで来ている。そのうちの1つが、この養豚場跡地の所有者。もう1件は…何もいえない。

車は乗って何ぼ。使わない車はさっさと処分したほうがいいと思うが、きっと先代当主がそうできなった性格だったのだろうか。自分が使ったものはいつでも自分の元においておきたいと思う気持ちか、ただ処分するのが面倒だったからか…。

この養豚場跡地に留置されている6台の車は、中旬にも自動車解体業者の手によって搬出される。
もし、車庫に入って整備されていたものであれば、きっと高い値段で売ることもきっとできただろう。だが、何年も雨ざらしになってエンジンは起動不可。車体の状態も悪くなってしまったこの車両たちは、他の車に部品を提供するドナーの役目しか残っていない。もし、搬出作業に立ち会えるのであれば是非見送りに行ってあげたい。とにかく、車たちには哀悼の意と寂しい思いを抱かずにはいられなかった。

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