BlueCastle

私リフィアが日頃思うことなどを書いているブログです。

富士の傍らで隠居する新幹線

1999年3月にNHK静岡放送局で放送された番組で新幹線が特集された際に写った、ある0系静態保存車。
当時はまだまだ東海道でも0系が走っていたが、すでに引退近かった。NHK静岡放送局の当時のアナウンサーが新幹線開業当時の運転士であった方とともに訪ねた模様を放送。その映像を見てこの車両の存在を知った。

あれから18年…
これまでも何度か、少ない手がかりを頼りにこの0系のある公園を探した。
しかし、なかなか見つからない(地図で探せよおい)。
ようやく場所を特定し、1月27日にたどり着いたのであった。

IMG_2883.jpg
富士市・新通町公園。
スチームライブ…ミニSLの鉄度が敷かれている公園でもあり、通称『富士ミニSL鉄道園』というようだ

IMG_2884.jpg
うっすらとしか映っていないが、しっかりと整えられた道床に、ミニSLの線路が敷かれている。

IMG_2885.jpg
反対側を見ると、そこには懐かしいお姿が。

IMG_2889.jpg
腕木式信号機?も、本物であろう。その手前がミニSL乗り場…駅であろう。

IMG_2887.jpg
平日で人はまばらだが、おそらく休日には子供たちが遊ぶにぎやかな声が聞こえているだろう。

IMG_2890.jpg
IMG_2895.jpg
ミニSLの線路も本格的なもの。

IMG_2892.jpg
IMG_2894.jpg
IMG_2897.jpg
台車やら転轍機やら、密着自動連結器やら。
実際に使用されていたであろう部品も、野ざらし状態ではありながらも比較的綺麗な状態で展示されています。

IMG_2898.jpg
小さく道路を模している。交通安全教室の場所にも使えそう?いや、実際に使ってるのかしら?

IMG_2899.jpg
固く閉ざされている白い箱、ここが0系21-59の中へ入る入口。そこには0系21-59に関することが英語で書かれていました。

IMG_2900.jpg
解放日時や時刻などが書かれた注意書きの看板。
そこに小さく、諸元表が書かれています。

IMG_2904.jpg
ところどころに痛みが出ているような気もしますが、きれいな状態を保っています。

IMG_2906.jpg
屋根を支える柱は、0系に合わせて塗られています。
この日は天気も良く、0系の向こうに富士山を眺めることが出来ました。

IMG_2907.jpg
ライトは光らないものの、角度により様々な顔を見せてくれる。

IMG_2909.jpg
片側及び前面は植木に囲まれている。

IMG_2912.jpg
乗務員室扉
K11と書かれていたはずだが、Kははがれている。
反対側の乗務員室扉はまっさらであった。

IMG_2917.jpg
既に現役で走った年数より長く、この場所で隠居生活を送る21-59号。

IMG_2919.jpg
床下機器は全て取り外され、台車こそ履いているもののドンガラ。金網を貼って保護され、車体の下には入れないようになっている。下手な言い方をすれば、車体は1両丸ごとながら、台座に載せて保存という手段もあったかもしれない。
しかし、そこをドンガラであるとはいえ台車をはかせて保存してあるというのは、やはり鉄道車両のあるべき姿を残してあるからかもしれない。ちゃんと静電アンテナも残っています。

IMG_2920.jpg
0系の横には、レールを加工して作られた打楽器が置いてあります。

IMG_2931.jpg
富士のもと 夢をつなげて 50年 富士市制施行50周年

IMG_2936.jpg
公園の時計にはJNRマークが。
まさかこの時計も、実際に国鉄関連の施設で使われていたものなのか!?

IMG_2938.jpg
これからもずっと、この0系はこの場所から未来へかける子供たちを見守り、そしてこの地域の憩いの場のシンボルとして、ずっとこの場所に佇み続けるのだろう。この0系を見て育った子供が大人になって、自分の子供を連れてこの公園に連れてきてこの0系を見せる…。それをずっと変わらない姿で見守る、この0系に与えられた永遠のお勤めなのかもしれない。

IMG_2939.jpg
非常に名残惜しいが、新通町公園を後にした。
またいつか、車内が公開されている日か、ミニSLが走っているときにでも、再び訪ねたいものである。

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する